WHEREWITHAL | WAS ES BRAUCHT by Lawrence Weiner

アメリカ人コンセプチュアルアーティスト、ローレンス・ウェイナー(Lawrence Weiner)の作品集。2016年11月から2017年1月にかけてオーストリアのブレゲンツ美術館(Kunsthaus Bregenz)で開催された展覧会「Lawrence Weiner: Wherewithal | Was es Braucht」に伴い刊行された一冊。作者の作品は、大文字で書かれた大規模なテキストラインによって絵画的かつ彫刻的な全体像を形成し、我々にダイレクトに語りかけてくる。現代メディアの影響や作者の作品に長期的に関わってきた美術史家のナズリ・グーレック(Nazlı Gürlek)とライナー・メッツガー(Rainer Metzger)によるテキストも収録。数十年の間にわたって一貫して追求されてきた作者の作品をさまざまな角度から検証する。また、ブレゲンツ美術館の展覧会のコンセプトや、本書のために制作された新作にも注目。作者自身によるカタログの意匠はタイポグラフィックデザインだけでなく、鑑賞者に直接訴えかけるような力強さを忠実に表現し、作品を拡張するための要素となっている。

by Lawrence Weiner

REGULAR PRICE ¥5,500  (tax incl.)

hardcover
160 pages
240 x 305 mm
color
2017