STAGE PLAY by Christopher Williams

アメリカ人コンセプチュアルアーティスト、 クリストファー・ウィリアムズ(Christopher Williams)の作品集。本書は、2017年にチューリッヒのミラーズスタジオで初演された作者の演劇作品『Stage Play』に焦点を当て制作された4冊セット。作者の名を冠した舞台のドキュメントと戯曲、関連する広報資料やリサーチ資料、アーティストの一連のオープンレターなどを掲載。また、歴史家のマルクス・クラジェフスキ(Markus Krajewski)とのケルンの戦後建築であるセラミックタイルのファサードに関するインタビュー、マクドナー(McDonough)による2つの批評的なエッセイも収録。本書はこれまでの作者の作品集において、最大のコレクションとなっている。

Playscript』では写真などの記録を通じ、パフォーマンスのためのプログラムとして、構成を見せ、『Supplementary Visual Material』では作者のポスターや写真、アメリカ人アーティストのゾーイ・レオナルド(Zoe Leonard)、ダン・グレアム(Dan Graham)、カナダ人アーティストであるジェフ・ウォール(Jeff Wall)の写真を集めた。また、『Open Letters』は、作者が独自に考案した文章の形式であり、展覧会に付随するテキストの中で状況や文脈、アーティストの意図などを公開。手紙は架空の人物、実在する人物どちらにも宛てられている。『Essays/Interview』では、前述のインタビューとエッセイを掲載している。

by Christopher Williams

REGULAR PRICE ¥7,480  (tax incl.)

4 softcovers in a slipcase
240 pages in total
160 x 239 mm
color, black and white
2021

published by WALTHER KÖNIG