FLOWERS (2021) by Alex Katz

アメリカ人アーティスト、アレックス・カッツ(Alex Katz)の作品集。本書は、2021年12月から2022年2月までソウルの現代美術のギャラリー「タデウス・ロパック(Thaddaeus Ropac)」で開催された展覧会に伴い刊行された。本展は、作者が花を描いた作品シリーズをアジアで初めて展覧したものである。花のシリーズの中では初公開となるものや、植物を背景として描かれた新作のポートレイトが収録されている。

最近の絵画作品において、花は作者のお気に入りの主題となっている。ポートレートに咲き乱れる花々がもたらす躍動感に目を留めた時から、作者は花そのものに導かれ、花を鮮やかに色づける光や情調をじかに捉えるために自然の中で制作してきた。花のシリーズにおいて特に目に入るのは、その注意深い丁寧な筆のストロークや、平面的な塗りの面であるが、最初の一筆が乾く前に最後の一筆を描ききる「ウェット・オン・ウェット」という巧緻な手法も用いられており、それにより臨場感を生んでいる。

本書の編集は「タデウス・ロパック」キュレーターのウーナ・ドイル(Oona Doyle)、同ギャラリーのディレクターであるファン・キュジン(Kyu Jin Hwang)、編集者のエイルザ・マクドゥーガル(Ailsa McDougall)、「ハウザー&ワース(Hauser & Wirth)」のディレクターを務めるセブリーヌ・ウェルシュリ(Séverine Waelchli)が手がけ、キュレーターのイ・ミョンジン(Jin Myung Lee)がテキストを寄稿する。

by Alex Katz

REGULAR PRICE ¥6,820  (tax incl.)

hardcover
70 pages
279 x 222 mm
color, black and white
2021

published by GALERIE THADDAEUS ROPAC