DEMONSTRATION ROOMS - ARTISTIC CONFRONTATIONS WITH SPACE AND DISPLAY AT THE ALBERTINUM

1926年に、絵画やグラフィックデザイン、建築、タイポグラフィ、写真の分野で活躍しロシアで最も大きな影響力を誇った構成主義者の一人であるエル・リシツキー(El Lissitzky)はドイツ・ドレスデンに非常に実験的な展示空間を作り出した。この「構成主義美術のための空間(Room for Constructive Art)」において、空間と鑑賞者は作品の構成要素であり、空間を作り上げることによって作品の受け取り方を活性化することができるという2つの考え方が1つになっていた。リシツキーが空間デザインについて語る時に使った表現から由来して名付けられた本書は、ドレスデンのアルベルティヌム美術館で開催されたプロジェクトの一部として制作された。同展覧会では、ロンドンとミラノを拠点として活動するアーティストのセリーヌ・コンドレリ(Céline Condorelli)、カナダ人アーティストのカプワニ・キワンガ(Kapwani Kiwanga)、同じくカナダ人アーティストのジュディー・ラドゥル(Judy Radul)、オーストリア人アーティストのハイモ・ツォーベルニク(Heimo Zobernig)らが新作を発表し、アルベルティヌムの建築、デザイン、コレクションという特定の文脈において芸術、空間、鑑賞者の関係性を探求した。彼らのインスタレーションは、リシツキーの主要な思想と、ピエト・モンドリアンが1926年に美術収集家イダ・ビーネルトのドレスデンの邸宅のために制作した空間デザインからインスピレーションを得ている。

by Céline Condorelli , El Lissitzky , Heimo Zobernig , Judy Radul , Kapwani Kiwanga

REGULAR PRICE ¥4,200

softcover
143 pages
160 x 320 mm    
color, black and white
2020

published by SPECTOR BOOKS