FREI OTTO, CARLFRIED MUTSCHLER, MULTIHALLE by Georg Vrachliotis

ドイツ人建築家フライ・オットー(Frei Otto)とカールフリート・ムットシュラー(Carlfried Mutschler)が1975年にマンハイムで開催された連邦園芸博覧会のために建てた仮設多目的ホールは、世界一巨大な木造グリッドシェル構造の建造物である。1998年に保存令が出ているが、この建物の撤去の是非については今も国際的に議論されている。デジタルやコンピューターのテクノロジーとは無縁だったフライ・オットーは、複雑な屋根の部分の設計をする際には繊細な吊り型模型を使っていた。模型製作、ドローイング、測定技術を基礎として、手と目、科学的な観察と技術的な技量を調整しながら実験を行うクリエイティブな文化を生み出した。またこれは、自分の手と知性を自動的に整合させる一つの方法であり、その一環として行われる概念化のプロセスがきっかけとなり、共同体の中で社会の未来について対話が行われるようになった。フライ・オットーとカールフリート・ムットシュラーのアーカイブの中より未発表のイメージを多数収録。この実験的な建物の歴史を示した初めての書籍。建築を専門とするゲオルク・ヴラクリオティス(Georg Vrachliotis)著。

by Carlfried Mutschler , Frei Otto , Georg Vrachliotis

REGULAR PRICE ¥6,500

softcover
255 pages
220 x 330 mm    
color, black and white
2017

published by SPECTOR BOOKS