THAT WOULD HAVE BEEN WONDERFUL by Andro Wekua

ドイツを拠点とするジョージア人アーティスト、アンドロ・ウェクア(Andro Wekua)の作品集。

作者の故郷であるグルジア共和国(ジョージア国)のソチュミは、かつてはソビエト連邦の官僚たちの牧歌的な保養地だった。祖母の家、黒海、共産主義のプロパガンダ、埠頭に停泊中の巨大な貨物船、過去の政治的混乱の痕跡などが残るこの地は、今日では廃墟と化しているがその空虚さの中に記憶が充満している。作者はこの個人的および政治的な歴史の断片を用い、雰囲気ある絵画、コラージュ、彫刻を制作している。それは、東と西、過去と現在、悪夢とノスタルジアの間にある不毛地帯である。意図的に過去を再構築することはせず、自分の好みに合うように過去を美化し、変形させ、解釈している。その結果、必然的に矛盾が生じる。うわべのノスタルジアは、写真を自身の過去への言及とともに、あの頃の遠い理想社会へと変えてしまうのだ。」ー ジャンニ・ジェッツァー(Gianni Jetzer / キュレーター、批評家

EXHIBITION:

Rita Ackermann & Andro Wekua: Chapter 4
会期:2021年5月1日(土)- 7月3日(土)
時間:11:00-19:00
休廊日:日・月
開催場所:ファーガス・マカフリー 東京
詳細

by Andro Wekua

REGULAR PRICE ¥6,600  (tax incl.)

hardcover
90 pages
240 x 320 mm
color, black and white
2005

published by EDITION PATRICK FREY