ポーランド人インスタレーションアーティスト、モニカ・ソスノウスカ（Monika Sosnowska）の作品集。2014年にニューヨークの「Hauser & Wirth」での展覧会に伴い刊行された。モダニズムを代表する建築家ミース・ファン・デル・ローエ（Mies van der Rohe）の設計からインスピレーションを得た作者は、複製された鉄製のフレームをねじり、110フィート(約33.6m)もの大きさで横たわる像のような、構造工学を凌駕する叙情的な彫刻的オブジェを作り出した。本書ではアイデアの発端から、作者の母国であるワルシャワでの制作の過程を経て、ニューヨークでの最終的な設置に至るまでのプロセスを追っている。