ARCHIVE by Bertien van Manen
オランダ人フォトグラファー、ベルティアン・ファン・マネン(Bertien van Manen)の作品集。1970年代よりヨーロッパ、アメリカ、中国、旧ソビエト連邦などを長期に渡って旅して回り、どこにでもある風景を題材に親密で物悲しい作品を作り続けてきた。独自の視点を持つドキュメンタリー写真家として知られるその視覚的言語は、被写体の日々の暮らしへの共感と敬意に満ちている。日記からの抜粋やアーカイブから厳選した未発表の作品を含む多数のイメージで作品を概観した1冊。
出版社「Fw:Books」を主宰するオランダ人デザイナー、ハンス・グレメン(Hans Gremmen)が編集とデザインを担当。作者のキャリアをユニークな視点から紹介した本書は、その作品の理解に欠かせない究極の資料となっている。
「プロジェクトに深く関与し長い時間をかけていることから、彼女の作品はヴィジュアルダイアリーとしても読めるのではないだろうか… デザイナーのハンス・グレメンの編集による本書は、ファン=マネンの作品の価値を証明する新たな証拠だと言える」– FOCUS誌
「非常にモダンな生々しいイメージに捉えられた人々は、自分が撮られていることなどつゆ知らず、歪で、気取らず、明るい…非常に風変りな視点から個人的で詩的な瞬間が描かかれている」– AnOther誌
「シンプルなスナップショットカメラで、風景の途方もない静けさとそこに住む者たちの生と死の痛烈な一体感を描き出している」– The Independent紙
by Bertien van Manen
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