SOBRAS by Geraldo de Barros

ブラジル人アーティストであり、サンパウロ具体芸術運動の創始メンバーのジェラルド・デ・バロス(Geraldo de Barros)による作品集。作家は20世紀後半のブラジルアートシーンにおいて中核を担った一人であり、ペインティング、写真、デザインなど多岐にわたる独創的で実験的な作品で知られている。一連のアーティスト活動を経て、作家は1990年代の終わりに写真へと回帰した。アシスタントの助けを借りながら過去の写真アーカイブを見つめ直し始め、1950年代の作品や家族写真のネガフィルムを切り取りガラスプレートにのせコラージュ制作を開始。2年後、ルートヴィヒ美術館に展示されたその作品が、作家の最晩年にしてもっとも個人的な「Sobras(残り物)」と題されたシリーズとなった。同名を冠する本書は、そのシリーズを世界に向けて出版という形で公開する初めての機会となる。また本書は、一人のアーティストの作品集であると同時に、既にこの世を去った作家への手向けでもある。冬の思い出である雪の眩い白と濃厚な黒のコントラストで織りなすこの世界観に触発された若手ブラジル人作家、バネッサ・バーバラ(Vanessa Barbara)の一風変わった短編小説も収録されている。

by Geraldo de Barros

REGULAR PRICE ¥8,800

hardcover
124 pages
230 x 330 mm
black and white
limited edition of 1,500 copies
2017

winner of the Prix Nadar 2017 Association Gens d'images

published by CHOSE COMMUNE