I WENT TO THE WORST OF BARS HOPING TO GET KILLED. BUT ALL I COULD DO WAS TO GET DRUNK AGAIN by Ciáran Óg Arnold

アイルランド人フォトグラファー、キーラン・オグ・アーノルド (Ciáran Óg Arnold)の初作品集。「殺されたいと願いながら、この世で一番最悪なバーに行った。でもそこで唯一できたのはまた酒を呑むことだった」という、アメリカ人詩人・作家のチャールズ・ブコウスキーの詩をタイトルに引用した本書は、アイルランドのサック川沿いにあるバリナスローという町が舞台となっている。「人込みの瀬の口」を意味する町名の通り、かつては人の集まる場所であったが、今では人がいないゴーストタウンのようになっている。人がいないクラブ、場末のバー、退廃した町の様子を透明人間のような視点で映し出している。文庫本のようなブックデザインからも本書コンセプトが伝わってくる。イギリスの出版社MACKが主催する過去に写真集出版経験の無い作家の出版支援を目的とする「First Book Award」の2015年グランプリ受賞に伴い刊行。

by Ciáran Óg Arnold

REGULAR PRICE ¥5,280  (tax incl.)

softcover
76 pages
160 x 220 mm
color
2015

winner of the First Book Award 2015

published by MACK