POEMS: WRITTEN, DRAWN, SELECTED AND READ BY JIMMIE DURHAM by Jimmie Durham

アメリカ出身、ドイツを拠点として活動する現代アーティスト、詩人のジミー・ダーラム(Jimmie Durham)による音楽作品。

ベルリンを拠点とする独立系出版社である「Ediciones Inauditas」と、同じくベルリンを拠点とする現代美術・言論活動の場として在る「Neuer Berlier Kunsverein (nbk)」とのコラボレーション・シリーズ「n.b.k. Records」の第1弾。同シリーズは様々なビジュアル・アーティストの作品をLPとして発表しており、それ自体が美術作品として作られている。

作者がこの世を去る7カ月前の2021年4月1日、ベルリンのスタジオで作者は自身の詩を録音した。自身の作品集から、「Columbus Day」(1983年、West End Press)、「Poems that do not go together」(2012年、Wiens Verlag / Editions Hansjörg Mayer)、「Particles / Word Theory」(2020年、Wiens Verlag、Editions Hansjörg Mayer)を選んだほか、未発表の詩も数点収録されている。作者の視覚詩作品を印刷した12ページの冊子も付属する。

なぜジミー・ダーラムはアメリカでは一般的に詩人や作家だと思われていないのだろうかと不思議に思うのだが、よく考えてみると、それほど不思議に思うこともない。彼は、というよりそう思われるべきかもしれないのだが、私がよく知る会社と関係があり、しかしその会社はずっと不利な立場にあるようであったからである。ジミーの最初の著書『Columbus Day』が1983年に出版されたときのことを覚えている。この本に出会って、詩と詩学から最も遠いところにいた私でさえ、こう思った。「ああ、ここには何か、何か違うものがある。何か素晴らしい美しさと真実があり、同時に記録、報告、前からの発信のようなもので満たされている。」これ以上何かを求める必要があるだろうか?

アミエル・アルカレー(Ammiel Alcalay)によるテキストより抜粋 - 詩人ジミー・ダーラムのために

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by Jimmie Durham

REGULAR PRICE ¥8,250  (tax incl.)

black vinyl in a sleeve
44 min.1 sec.
312 x 315 mm
color
2022

published by EDICIONES INAUDITAS

published by NEUER BERLINER KUNSTVEREIN (N.B.K.)