ELAD LASSRY (2014) by Elad Lassry

イスラエル人アーティスト、エラッド・ラスリー(Elad Lassry)の作品集。そのマルチメディアな実践は、生産と受容における様々な様式が混ざり合う地点として、イメージの現状とはいかなるものかを探る。写真、映像、彫刻、パフォーマンス、インスタレーションなど、視覚的に人を惹きつけながらも、同時にコンセプチュアルな挑戦が伴う作品制作を行い、それを通じて同世代の中で最も独創的なアーティストの一人としてわずか数年の間に地位を確かなものとした。

本書は、ミラノの「現代アートパヴィリオン(PAC / Padiglione d’Arte Contemporanea)」で開催された個展を記録したものであり、キュレーターのアレッサンドロ・ラボッティーニ(Alessandro Rabottini)が編集を手がける。ロサンゼルスの「ハマー美術館(Hammer Museum)」のキュレーターであるアラム・モシェイディ(Aram Moshayedi)によるエッセイ、キュレーターであり「frieze」誌共同編集者のイェルク・ヘイザー(Jörg Heiser)が作者との対談を敢行。作者のキャリア初期からの作品が、より深く批評的に検証されている。

by Elad Lassry

REGULAR PRICE ¥8,250  (tax incl.)

hardcover
80 pages
235 x 340 mm
color, black and white
2014

published by MOUSSE PUBLISHING