OLAY by Emin Özmen [SIGNED]

イスタンブールを拠点に活動するトルコ人フォトグラファー、フォトジャーナリスト、映画製作者、エミン・オズマン(Emin Özmen)の作品集。英語で「出来事」や「事件」を意味する「Olay」は、作者がたゆまぬ努力で記録した、トルコにおける激動の10年間の力強い年代記である。本書は、作者初の作品集であり、失敗に終わったクーデター、民衆蜂起、自然災害、政治的粛清、現在進行中の軍事活動など、劇的な出来事に見舞われ、絶え間なく混乱する自身の祖国を、これまでの作品から語る一冊。

この小気味良いテンポで展開する鮮やかなモノクロ写真シリーズの間には、瞑想的なカラー写真と個人的なテキストが挟み込まれている。終始張り詰めた緊張感が漂う作品が持つ優しさと温かさは、我々が知るべき、トルコの国家と国民の感情についてのニュアンスに富んだ解説となっている。

我々は、常に暴力と静かな日常生活の間で翻弄されている。トルコの苦しみは終わりを知らない。劇的な出来事が起こらない週も、大事件のない月もない。『Olay』は、暴力と優美さがせめぎ合うトルコの記録である。ここでは単純なものなど何一つなく、美しいものも醜いものも、悲しみも喜びも、何もかもが絡み合い、ぶつかり合う。」―エミーン・オズメン

本書には、トルコ人小説家、ジャーナリスト、人権活動家、元政治囚のアスル・エルドアン(Aslı Erdoğan)による長文テキストを掲載。

「The Economist」誌のトルコ特派員であるピョートル・ザルスキー(Piotr Zalewski)の紹介による年表や作者の個人的な文章も収録し、本プロジェクトにおいて作者の長期的な協力者であるフランス人歴史家クロエ・ケルホアス(Cloé Kerhoas)と共同編集した一冊である。

by Emin Özmen

REGULAR PRICE ¥12,100  (tax incl.)

softcover
160 pages
170 x 230 mm
black and white
2023

published by MACK