オランダ人建築家、アルド・ファン・アイク（Aldo van Eyck）とハニー・ファン・アイク（Hannie van Eyck）の作品集。アルドとハニーは建築学生時代に出会い、1942年に夫婦となった後、1970年代後半に数年間中断したもののほとんどのプロジェクトを共に密接に協力して手がけた。本書はベルギーのブリュッセルを拠点に活動する建築事務所、オフィス・ケルステン・ゲールス＆ダヴィッド・ファン・セーヴェレン（OFFICE Kersten Geers David Van Severen）のケルステン・ゲールスが編集する「Everything」シリーズの一冊であり、「スイスイタリア語大学メンドリシオ建築アカデミー（Academy of Architecture USI, Mendriso）」の学生による現場／プラン／セクション／立面図のドローイングと、フォトグラファーであるバス・プリンセン（Bas Princen）による多岐にわたる写真を用い、2人が手がけた建築作品24点を紹介する。そこには世に知られていない後期の作品も含まれている。