CARROUSEL CONFESSIONS CONFUSION 2 by Inge Vinck, Momoyo Kaijima, Roger Boltshauser
ベルギー人建築家のインゲ・ヴィンク(Inge Vinck / architecten de vylder vinck taillieu)、日本人建築家の貝島桃代(Atelier Bow-Wow)、スイス人建築家のロジャー・ボルツハウザー(Roger Boltshauser / Boltshauser Architekten)の作品集。ベルギー人建築家、ヤン・デ・ヴィルダー(Jan de Vylder / architecten de vylder vinck taillieu)が声をかけた友人や同じ建築家によって、自らの最も重要なインスピレーション源について自由にページを埋めた64ページのzineフォーマット出版プロジェクト。2号目である本書では、インゲ・ヴィンクがフランス人建築家のパトリス・モッティーニ(Patrice Mottini)による「Maison Solaire(太陽の家)」について、貝島桃代がベルギー人建築家のルシアン・クロール(Luicen Kroll)による「ルーヴァン・カトリック大学学生寮」について、そしてロジャー・ボルツハウザーがドイツ人アーティストのオットー・ミューラー(Otto Mueller)、スイス人彫刻家のトゥルーディ・デムート(Trudi Demut)、ハンス・ヨゼフソン(Hans Josephson)の芸術についてそれぞれ紹介。建築家たちが自身のテキストとプラン、ドローイング、スケッチなどの資料を彼らなりの方法でレイアウトし、インスピレーション源をベルギー人写真家のフィリップ・デュジャルダン(Filip Dujardin)が写真で記録、そしてスイスを拠点とする建築史家のマールテン・デルベケ(Maarten Delbeke)がそれぞれの作品が持つ歴史的意義、そして現代においてそれらが持ち続ける価値を文脈化する。上記3冊のzineが一つのボックスに収納。