THE ART OF ENCOUNTER by Lee Ufan

韓国人アーティスト、リー・ウーファン(李禹煥、Lee Ufan)の作品集。画家、彫刻家、作家、哲学者である作者は、1960年代後半に登場した前衛美術集団「もの派」の主要な理論家、実践者の一人として注目を浴びた。日本の現代美術の動向で初めて国際的評価を得た「もの派」の思想は、西洋の表現概念を否定し、表現や介入よりも、素材と知覚の関係性に焦点を当てた。

2004年に出版された著作集の新版である本書は、1967年から2007年に著された未発表エッセイと、キュレーターであり、ロンドンの「サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Galleries)」でアーティスティック・ディレクターを務めるハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)の最新インタビューを収録。本エディションは、同ギャラリーで2018年に展開された作者の屋外コミッション作品「Relatum-Stage」の開催を記念して、「リッソン・ギャラリー(LISSON GALLERY)」と「サーペンタイン・ギャラリー」によって出版された。

by Lee Ufan

REGULAR PRICE ¥4,950  (tax incl.)

hardcover
304 pages
140 x 210 mm
color, black and white
2019

published by LISSON GALLERY