1. SIGNETISCHE ZEICHNUNG 1994-1995 / 2. GRAFIK ALS EREIGNIS 9. JUNI-14. OKTOBER 2018 by Michael Riedel

ドイツ人アーティスト、ミハエル・リーデル(Michael Riedel)の作品集。初期作品である『SIGNETIC DRAWINGSIGNETISCHE ZEICHNUNG)』シリーズをまとめた一冊。1994年、作者がデュッセルドルフで学び始めた頃、自分の名前の最初の一文字を用いたモノグラムを生み出した。もともとはサイン代わりとして考案したものだったが、当時彼にはサインすべき作品がなかったため、その印が本来の役割を果たすこともないままだった。そこから、作品に書くためのサインではなく、サインそのものが作品となっていった。本書は限りなく自己完結的な作品のロジックを明らかにするだけでなく、個々の平面作品として、36冊のワックス紙書籍として、あるいはウィーンの応用美術博物館で展示された巨大なテーブルを額のように用いたインスタレーション作品として、1,000枚におよぶ『SIGNETIC DRAWING』シリーズが、その形式を変化させながらも常に強い存在感を見せてくれる。

by Michael Riedel

REGULAR PRICE ¥7,150  (tax incl.)

hardcover and softcover
176 and 160 pages
245 x 348 mm
color, black and white
2019

published by WALTHER KÖNIG