CONNETTOMA: SYNAPSIS OF HUMANISTIC ARCHITECTURE by Michele De Lucchi & AMDL Circle

イタリア人建築家でありデザイナーのミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)の作品集。デザイン・スタジオ「スタジオ・アルキミア(ALCHIMIA)」に参画し、エットレ・ソットサス(Ettore Sottsass)率いるデザイナー集団「メンフィス・グループ(Memphis Group)」のメンバーとして活躍した作者が主宰する学際的建築スタジオ「AMDL Circle」のプロジェクトを紹介する一冊。

「AMDL Circle」は、生態学的責務と人間的価値観を、テクノロジーと融合させるプロジェクトで知られている。「CONNETTOMA」は、「AMDL Circle」が名付けられた2019年以降、同スタジオのデザイン・ワークによって活発になったいくつかの繋がりについて紹介している。

掲載されている写真群は示唆に富み、デザイナーが「建築のシナプス(細胞と細胞の接触部)」と呼ぶもの、つまり、新たな創造性を刺激するような感情や記憶、思考の繋がりを可視化するために組み合わされた、スタジオにとって最も重要な作品の数々を辿ることができる。20年以上にわたる活動を網羅した図版は、学際的かつ先見的、未来志向、一言で表すと人道的なアプローチに光を当てた建築やデザインに関する考え方を明らかにする。巻末には作者による文章とともに、建築やインテリア、インスタレーション、プロダクトデザイン、グラフィックやリサーチの各分野において、新しい時代に実践されたプロジェクトの数々が年代順に掲載されている。

by AMDL Circle , Michele De Lucchi

REGULAR PRICE ¥8,140  (tax incl.)

softcover
224 pages
235 x 172 mm
color
2021

published by SILVANA EDITORIALE