TZIMTZUM by Marion Baruch

ルーマニア人アーティスト、マリオン・バルーク(Marion Baruch)の作品集。

イルセ・ラファー(Ilse Lafer)、ノア・シュトルツ(Noah Stolz)がキュレーションを担当し、2021年11月から2022年1月までライプツィヒの「HGB Gallery」で開催された「DÉCALAGE」、同じくノア・シュトルツがキュレーションを担当し、2022年5月から9月まで「ルーマニア国立美術館(National Museum of Contemporary Art / MNAC)」で開催された「Endless Going Trying to Say – Window-Landscape of My Work」、同じくノア・シュトルツとニコラ・トレッツィ(Nicola Trezzi)がキュレーションを担当し、2022年9月から11月までイスラエルの「CCA テルアビブ・ヤフォ(CCA: Tel Aviv-Yafo)」で開催された「Bomba」などの巡回個展に伴い刊行された。

本書は作者の個展の図録であると同時に作品アーカイブ集としても構成されており、巡回個展の全キュレーションを担当したノア・シュトルツと作者との対談も収録。過去8年間以上にわたり記録されたやりとりからパッチワークでつなぎ合わせたようにまとめられている。あわせて、「HGB Gallery」でキュレーションを担当したイルセ・ラファー、「ルーマニア国立美術館」のチーフキュレーターであるサンドラ・ドミトレスク(Sandra Demetrescu)、ニコラ・トレッツィによるステートメントと、マリア・シーカ(Maria Sica)による後書きも掲載。3つの個展のインスタレーション風景や、対談で言及された展覧会や作品のアーカイブ画像も紹介されている。

by Marion Baruch

REGULAR PRICE ¥6,050  (tax incl.)

softcover
160 pages
165 x 230 mm
color, black and white
2023

published by MOUSSE PUBLISHING