APARTAMENTO COOKBOOK #9 SANDWICHES!
スペイン発のインテリア雑誌『Apartamento』が2016年よりスタートした、年一回刊行のレシピブック『Apartamento Cookbook』シリーズ。毎年恒例のシリーズの第9弾は、「サンドウィッチ」を大いに称えた一冊。温かいものからフレッシュなもの、オープンサンドから版で挟まれたもの、しっかりと風味のついたもの、ベジタリアン向け、ずっしりBBQスタイル、往年のスイーツ&アイスクリームなど、バリエーションに富んだ美味しい16のレシピを紹介する。
小麦粉メインの白いパンから最高のライ麦パンまで、手軽に作れるこの料理にさらなる美味しさを吹き込むべく、さまざまな国、料理ジャンルのシェフたちにがいかにして想像を遥かに超えた工夫を凝らしているのか、我々は興味津々である。
ドローイングはアメリカ人アーティスト、オルフェオ・タジウリ(Orfeo Tagiuri)が手がける。
特集:ロンドンを拠点に食や社会批評などを展開するアレックス・ラヴレス(Alex Loveless)、ニューヨークを拠点に活動する料理家でありライターのアリソン・ローマン(Alison Roman)、ベトナム料理家であるアンソニー・ハー&サディ・メイ・バーンズ(Anthony Ha & Sadie Mae Burns)、ロンドンを拠点に活動するフードライターであり編集者のブリ・グレアム(Bre Graham)、バルセロナのナチュラル・ワインバーを主催するキャンビス・ヌース(Canvis Nous)、イギリス系スリランカタミル人シェフでありフードマーケット店舗「Rambutan」を主催するシンシア・シャンムガリンガム(Cynthia Shanmugalingam)、ロンドンを拠点とするシェフ、フードデザイナー、アーティストであるイモジェン・クォック(Imogen Kwok)、主にロンドンで活動するライターでありシェフのジェイゴ・ラッカム(Jago Rackham)、ロサンゼルスを拠点に食を中心とした活動をするジェイソン・スチュワート(Jason Stewart)、中国で現代中華料理レストラン「Bastard」を主催するジロー・スー&ミヒャエル・ヤンチェフスキ(Jiro Hsu & Michael Janczewski)、パレスチナ系アメリカ人アーティスト、クリエイティブ・ディレクターでありシェフのナディア・ギルバート(Nadia Gilbert)、アムステルダムを拠点に活動するアーティストでありシェフのナイアラ・サバンダー(Naiara Sabandar)、コペンハーゲンとボーンホルム島のレストラン「Kadeau」のシェフ長であり共同主宰者のニコライ・ノルガード(Nicolai Nørregaard)、料理や食、読書などの日常的行為を作品と絡めるブエノスアイレス生まれのタイ人アーティストであるリクリット・ティラヴァニ(Rirkrit Tiravanija)、食と農業の研究者であるキム・スミン(Sumin Kim)、パリのクリエイティブ・スタジオを主催するシェフでありフード・スタイリストのゼリカ・ディンガ(Zélikha Dinga)
本書の収益の20%は、パレスチナ、レバノン、ヨルダンの放置されてしまった区域や難民を支援するNGO「American Near East Refugee Aid (ANERA)」へと寄付される。