MOVING THROUGH THE SPACE OF THE PICTURE AND THE PAGE - THE PHOTOBOOK AS AN ARTISTIC AND ARCHITECTURAL MEDIUM by Stefan Vanthuyne

ベルギー人作家、研究者、写真家であるステファン・ヴァンテーヌ(Stefan Vanthuyne)の作品集。現代ベルギーのフォトブック作家6人に焦点を当て、アーティストたちが写真集、または写真の中で、空間、時間、動き、表面をどのように扱っているかをテーマにしたエッセイをまとめた1冊。本書は、タイン・ガンズ(Tine Guns)ディルク・ブレックマン(Dirk Braeckman)エルス・マルテンス(Els Martens)マックス・ピンカース(Max Pinckers)ヴィンセント・デルブロック(Vincent Delbrouck)アグライア・コンラッド(Aglaia Konrad)について論じている。

近年、写真集は写真の表現媒体として確固たる地位を築き上げた。今日写真集を開いてみれば、紆余曲折に満ちた世界に入り込むことができる。それまで囲った塊だったのが突然解放された本となり、その本を通じて動き回り、移動することができる。どの空間を通して、どのような速さで動くかは、本それぞれの建築によって大きく左右されるのである。

by Aglaia Konrad , Dirk Braeckman , Stefan Vanthuyne , Tine Guns , Vincent Delbrouck

REGULAR PRICE ¥4,950  (tax incl.)

softcover
128 pages
170 x 240 mm
color, black and white
limited edition of 1,000 copies
2022

published by ART PAPER EDITIONS