THE TECTONICS OF REMEMBRANCE by Christian Borchert

ドイツ人フォトグラファー、クリスティアン・ボルヒェルト(Christian Borchert)の作品集。自身初となる回顧展に開催に伴い刊行された一冊。作者はドイツ・ドレスデンに生まれ、同地とベルリンで大半の作品を撮影している。本書は代表的な作品群に加え、重要とされるプリントにまつわる記録や作品アーカイブなども併せて収録。収録されたテキストでは、作者の人生と作品を再構築し、重要な作品に関して論じるだけでなく、作者自身が写真を理解するために重要視していたアーカイブにも焦点を当てる。本書は「クリスティアン・ボルヒェルト」を再発見する機会となるだろう。作者はアーカイブの更新に没頭しつつ、世界と密接に関わりイメージを作り上げた作家であり、慎重かつ正確な記録者、東ドイツ写真界を牽引する存在、そして懐疑的な視線で東西統一後のドイツを見つめた観察者だった。本作は、ボルヒェルトの写真家としての活動を包括的に紹介する初の作品集となる。ドレスデン美術館(SKD)銅版彫刻キャビネットのリサーチ・アシスタントであり、フォルクスワーゲン財団のグランティでもあるベルトラム・カシェク(Bertram Kaschek)が編集を務める。

by Christian Borchert

REGULAR PRICE ¥8,500

hardcover
496 pages
250 x 280 mm    
color, black and white
2020

published by SPECTOR BOOKS