QUESTIONS? - LOOKING FOR ANSWERS IN THE MIDDLE OF SOMEWHERE by David Bennewith, Sereina Rothenberger

ニュージーランド出身で現在オランダを拠点に活動、グラフィックデザインスタジオ「COLOPHON」を主催するデイヴィッド・ベニーウィズ(David Bennewith)と、スイスを拠点に活動するクリエイティブエージェンシー「Hammer Grafik」を主催するセレイナ・ローテンベルガー(Sereina Rothenberger)の作品集。2人はドイツのカールスルーエ公立造形大学(Karlsruhe University of Arts and Design /HfG)で教鞭を執るが、学生たちが2人に質問する中で特定の躊躇が生じていることに気づく。これは、好奇心の欠如によるものでなく、「間違った質問」をしてしまうかもしれないという感覚から出たものであった。それをきっかけに作者2人はクリエイターを招き、質問に関する授業をすることにした。それぞれのインタビュー内容はそれぞれ実施した生徒たちによって構成、デザインされ、そこで使用されるタイプフェイスもそれぞれが制作した。その書体は1989年にドイツ人デザイナーのオトル・アイヒャー(Otl Aicher)によってリリースされた「Rotis」をベースとしている。

Q: あなたは一体何をしたのですか。
A: 最初は、2015年5月に、それから2017年11月に私たちはドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州のボーデン湖地区の町ノイキルヒ近郊のローティスにある、オトル・アイヒャー(Otl Acher)が主催するInstitut für analoge Studienに何人かのグラフィックデザイナーを招待しました。頼む、デザインする、質問することを学ぶという課題を受けて、カールスルーエ公立造形大学のグラフィックデザイン学科の生徒は2日間に渡り様々なやり方でデザイナーたちにインタビューを試みました。

Q: 誰を招待しましたか?
A: スイスからMarietta EugsterとManuel Krebs(Norm)、イギリスからはWayne DalyとVeronica Ditting、オランダからElisabeth Klement & Laura PappaとVinca Kruk(Metahaven)、ドイツからMonika Maus、ベルギーからBoy Vereeken、フランスからVier 5そしてポーランドからHonza Zamojskiです。

Q: それで、どうでしたか?
A: ええと…

by David Bennewith , Sereina Rothenberger , Staatliche Hochschule für Gestaltung Karlsruhe (Karlsruhe University of Arts and Design / HfG)

REGULAR PRICE ¥3,630  (tax incl.)

softcover
496 pages
120 x 190 mm    
color, black and white
2019

published by SPECTOR BOOKS