PERSISTENT ANTAGONISM by Louise Bourgeois
フランス人アーティスト、ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)の作品集。2023年9月から2024年1月にかけて、ウィーンの「ローワー・ベルヴェデーレ(Lower Belvedere)」で開催された展覧会に伴い刊行された。
幅広い作品群を背景に、初期の絵画作品を紹介する一冊。作者の輝かしいキャリアの全ての時期から厳選した彫刻、インスタレーション、ドローイング、版画と、初期の絵画を対話させている。1990年代までに作者は芸術的功績によって世界的な名声を獲得し、巨大なクモの彫刻や部屋サイズの大作『Cell』シリーズでその名を轟かせた。現在20世紀で最も影響力のあるアーティストの一人と評価されている作者が、最初に形式的な語彙を発展させ、その後70年にわたって探求し続けることになる主題的な関心を定義したのは、1938年から1949年にかけて制作した油彩画においてだった。生涯を通じて形式や素材を変化させながら実践を続け、具象と抽象、男性と女性、意識と無意識など、相反する衝動や二項対立をひとつの作品の中で表現することに成功している。
EXHIBITION:
ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ
会期:2024年9月25日(木) - 2025年1月19日(日)
休館日:会期中無休
時間:10:00-22:00
場所:森美術館
詳細
by Louise Bourgeois
REGULAR PRICE
¥11,000
(tax incl.)