PARLIAMENT OF OWLS by Jack Latham [SIGNED]

イギリス人フォトグラファー、ジャック・レイサム(Jack Latham)の作品集。北カリフォルニア、モンテ・リオに位置する「セコイアの森」奥深くにある「ボヘミアン・グローブ」は、1872年に設立された会員制の紳士クラブ「ボヘミアンクラブ・オブ・サンフランシスコ」が所有する2,700エーカーのキャンプ場である。毎年夏になると、アメリカの政治界やビジネス界のエリートが続々と集まってくる秘密に包まれたこの場所、そこで何が行われているかについては様々な憶測が飛び交い、陰謀論やカルト説など何かとうわさの種になってきた。ニュースサイト「インフォウォーズ(Infowars)」設立者、アレックス・ジョーンズ(Alex Jones)は、2000年に「新世界秩序を暴露する」と宣言し敷地内に入り込み、「懸念事の火葬」と呼ばれる、人を模した人形を焼く儀式の様子を撮影した。この芝居じみた儀式で燃やされる人形は、参加者の「世俗的な悩み(懸念事)」を象徴する。さらに2002年には「ファントム・パトリオット」と名乗る自称正義の味方の覆面男が、ボヘミアン・グローブに奇妙な攻撃を仕掛けて逮捕されたり、儀式を撮影したビデオが騒ぎを起こすことを目的に公開されたりした結果、アレックス・ジョーンズは極右の活動家として注目を浴びるようになり、インフォウォーズはアメリカの政治に関する最新のフェイクニュースの提供者として幅を利かせるようになった。作者は、この「ボヘミアン・グローブ」を記録した本作を通じて情報の空白化が引き起こす影響を探索した。

by Jack Latham

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softcover
192 pages
235 x 320 mm
black and white
limited edition of 1,250 copies
2019

SIGNED BY JACK LATHAM

published by HERE PRESS