ロンドンを拠点に活動するフォトグラファー、ゾーイ・ロウ（Zoë Law）の作品集。スタイリストであり、アンチファッションのアイコン的存在、またコリーヌ・デイ（Corinne Day）の親友かつミューズであった、タラ・セント・ヒル（Tara St Hill）を撮影した一冊。2020年には、3月から5月までロンドンの「ナショナル・ポートレート・ギャラリー（National Portrait Gallery）」で個展を開催している。

作者とタラは、4歳の時からお互いを知っている。二人はタラがかつて住んでおり今では家族の一部が暮らすイングランド南部に行き、長年にわたりタラが支え、かつ支えられてきたブランドの服を身に纏い撮影を敢行した。

24時間で撮影したこの写真は、タラ・セント・ヒルの1日をそのまま切り取っている。

ドイツ人フォトグラファーであるNOKIによる序文、ファッションキュレーターのショナ・マーシャル（Shonagh Marshall）によるタラのインタビューを掲載。