LEE UFAN by Lee Ufan

韓国人アーティスト、リー・ウーファン(李禹煥、Lee Ufan)の作品集。元々は詩と哲学を学んでいた作者だが、来日以来、作家として手法や動機を培う中で美術の世界に身を投じるようになる。1969年に執筆した日本の美術動向「もの派」についての論文をきっかけに、理論家としてそして「もの派」の中心的作家として活動を始める。多摩美術大学で教鞭をとりながら、画家、彫刻家としてのキャリアをスタートし、これまで国際的にも高い評価を受けてきた。初期のミニマルな絵画作品には、ミネラルピグメントと膠(にかわ)を混ぜた顔料を使用しており、西アジアの伝統的な絹絵のような画法を用いている。さらに、工業的な素材を多く用いた立体作品は、明色で着色された丸石と暗色の四角形の鉄板によって対照的に構成されている。本書は、作家の経歴を記すと共に様々な媒体を用いた作品を紹介している。美術評論家でありキュレーターのマイケル・エンリッチ(Michel Enrici)による作者へのインタビューでは、自身の少年時代について語り、精神的かつ美学的な観点からどのように作家としてのキャリアを築いてきたかについて触れている。作家のジルケ・フォン・ベルスヴォルト=ヴァルラーベ(Silke von Berswordt-Wallrabe)によるエッセイ(英語)を収録。本書は、2008年に「Pace Wildenstein」から刊行された作品集の再版として、2009年にロサンゼルスの「BLUM & POE」で開催された個展に伴い刊行。

by Lee Ufan

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softcover
84 pages
280 x 230 mm
color
2009

published by BLUM & POE