APARTAMENTO ISSUE #32 Autumn/Winter 2023-24

スペイン発、2008年に創刊した年二回刊行のインテリア雑誌『Apartamento』。最新号では、創造力の中で自由を見いだす旅へと読者を誘う。第32号の表紙を飾るのは、ニューヨーク州北部の自宅でクールなブルーを背景にリラックスするカナダ人映画監督、マリアンナ・ローゼン(Marianna Rothen)。撮影はニューヨークを拠点に活動するアーティスト、クリス・ラトレル(Chris Luttrell)が担当する。本誌の背表紙にあしらわれた絵柄は、イギリス人アーティスト、アンシア・ハミルトン(Anthea Hamilton)によるデザイン。ロンドンの自宅で行われたインタビューでは、若きスタイリストでバービーの愛好者である娘、ステラ・ハミルトン・バーン(Stella Hamilton Byrne)も参加する。

他にも、ミュージシャン、キング・クルール(King Krule)の最新アルバム「Space Heavy」のリリース直前に編集者であるカーメン・ホール(Carmen Hall)とフォトグラファー、フィルムメーカーのフランク・ルボン(Frank Lebon)と対談。また、ベストセラー作家アクウェケ・エメジ(Akwaeke Emezi)、スケートボード界とストリートフォトのレジェンドであるディアナエド・テンプルトン(Deanna & Ed Templeton)、トム・オブ・フィンランド(Tom of Finland)の「LA Pleasure Park」への旅、チェスのグランドマスターであるノナ・ガプリンダシヴィリ(Nona Gaprindashvili)に関する記事を掲載。さらに、『メモリアル(Memorial)』と『ファミリー・ミール(Family Meal)』の受賞作家であるヒューストン出身のブライアン・ワシントン(Bryan Washington)による本誌のために書き下ろした文章「Commonwealth」や、音楽誌『ビルボード(Billboard)』、『バイブ(Vibe)』の元編集者であり、『Shine Bright』で称賛を受けたアメリカ人音楽史家ダニエル・スミス(Danyel Smith)による寄稿など、注目記事やサプライズも満載の一冊。

その他特集・寄稿:
ウェイン・ガン(Wayne Ngan / セラミックアーティスト)、ルビー・ネリ(
Ruby Neri / アーティスト)、ノット・ヴィタール(Not Vital / アーティスト)、ルイーズ・ボネット&アダム・シルヴァーマン(Louise Bonnet / アーティスト & Adam Silverman / 陶芸家)、ヴィンセント・ダルレ(Vincent Darré / インテリアデザイナー)、ジェイゴ・ラッカム&ロウェナ・ハーン(Jago Rackham / ライター、料理家 & Lowena Hearn / アーティスト)、篠原一男の「土間の家」、フォトグラファーのラフラム・チャダッド(Rafram Chaddad)によるテキスト(訳:ジョアンナ・チェン(Joanna Chen)、エミリ・バリストレーリ(Emily Balistrieri / 日英文芸翻訳者)、ヴィクトリア・シルロット(Victoria Cirlot / 文学研究者、言語学者、翻訳家、編集者)、リオル・オアヨン(Leeor Ohayon / 作家)、エバ・バルタサール(Eva Baltasar / 詩人、作家 - 訳:ジュリア・サンチェス(Julia Sanches)、エステル・ホイ(Estelle Hoy / 作家・美術批評家)、ヘラルド・サマーノ・コルドバ(Gerardo Sámano Córdova / 作家、アーティスト)

by APARTAMENTO

REGULAR PRICE ¥4,400  (tax incl.)

softcover
384 pages
170 x 240 mm
color, black and white
2023

published by APARTAMENTO