APARTAMENTO ISSUE #28 Autumn/Winter 2021-22
スペイン発、2008年に創刊した年二回刊行のインテリア雑誌『Apartamento』の第28号。表紙を飾るのは、フランス系アメリカ人アーティスト、ニキ・ド・サン・ファル(Niki de Saint Phalle)が20年かけてトスカーナの丘陵地帯に制作した、タロットカードをモチーフとする広大な彫刻庭園「タロット・ガーデン」(撮影:ローレン・コンドミナス(Laurent Condominas)。フォトグラファーでありアーティストのリア・シンガー(Leah Singer)がニキの孫娘であるブルーム・カルデナス(Bloum Cardenas)へ行ったインタビューを掲載。ニキが作ったおとぎ話のような世界に囲まれて育ったストーリーを読むことができる。
他にも、アメリカ人アーティストのフリッツ・ハーグ(Fritz Haeg)、ガーナ人アーティストのパー・ジョー(Paa Joe)、アメリカ人アーティストのキャサリン・バーンハート(Katherine Bernhardt)、イタリア人建築家のジャンニ・ペッテナ(Gianni Pettena)、メキシコ人建築家でありアーティストのホセ・ダヴィラ(Jose Dávila)、ニュージーランドを拠点とするジュエリーアーティストのリサ・ウォーカー & カール・フリッチ(Lisa Walker & Karl Fritsch)、アメリカ人フォトグラファーのジョアン・E・バイレン(Joan E. Biren)、イタリア人美術家であり建築家、工業デザイナーのルイジ・セラフィーニ(Luigi Serafini)、ニューヨークを拠点としてTIME誌のエディターを務めるポール・モークレイ(Paul Moakley)、フランス人作家のナタリー・ド・サン・ファル(Nathalie de Saint Phalle)、スロベニア人アーティストのロマン・ユランジェック(Roman Uranjek)、アメリカ人ラッパーのトパーズ・ジョーンズ(Topaz Jones)に関する記事を掲載。
あわせて、スペイン出身のミュージシャン、Bikôkô、スペインを拠点とするフォトグラファーでありアーティストのカルロタ・ゲレーロ(Carlota Guerrero)、スペイン人フォトグラファーでありアーティストのオウカ・リーレ(Ouka Leele)の3人による対談や、ニューヨークを拠点として活動するアーティストであり「
APARTAMENTO COOKBOOK #5: HERBS & SPICES」のイラストレーションも手がけたゼバディア・キニーリー(Zebadiah Keneally)によるグラフィック・ノベル『All the Things I Know』、スペイン人ライターであり哲学者、キュレーターのポール・B・プレシア―ド(Paul B. Preciado)によるエッセイ『Living with Matta』も収録。
毎号異なるデザインで彩られる本誌背表紙の絵柄が、今回は4種類(フルーツサラダ、サメ、タバコ、E.T.)のバリエーションで制作。キャサリン・バーンハートがアートワークを手がける。