TWO GREY DOUBLE MIRRORS FOR A PENDULUM IN MÜNSTER by Gerhard Richter
ドイツ人画家、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)の作品集。ミュンヘンに建つ、使われなくなっていたバロック様式のドミニコ会教会で、作者が行ったインスタレーション作品の発想や背景、様々なアイデアから完成までを、ドイツ人キュレーターのディーター・シュヴァルツ(Dieter Schwarz)によって時系列に沿って詳細にまとめられた一冊。作者の構想に従って作られたフーコーの振り子(PENDULUM)は、3億8000年前の岩石でできた目盛り付きの円盤の上を28.75mのワイヤーにつり下げられた光を反射する艶のない金属製の48キロの球体が移動する1つの科学機器である。裏面にグレーのエナメルが塗装され、前面は反射する各600 x 134 cmの4枚のガラスが振り子の通り道を挟むように、両側の壁に2枚1組で少し角度を付けて取り付けれられている。本書は、作者のインスタレーションを空間と光、静と動、建築と(ガラスに反射した)イメージ、過去と現在、美的体験と科学的研究が相関関係を成す「総合芸術(ゲザムトクンストヴェルク)」として提示する。
EXHIBITION:
ゲルハルト・リヒター展
会期:2022年6月7日(火) - 10月2日(日)
休館日:月曜日 ※7月18日、9月19日は開館、7月19日(火)、9月20日(火)
時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)
開催場所:東京国立近代美術館
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※本展は終了いたしました
会期:2022年10月15日(土) - 2023年1月29日(日)
休館日:月曜日 ※2023年1月9日は開館、2022年12月28日 - 2023年1月4日は休館
時間:10:00-17:30
開催場所:豊田市美術館
詳細
※本展は終了いたしました