アメリカ人アーティスト、マイク・ケリー（Mike Kelley）の作品集。2023年9月から2024年1月にかけてロサンゼルスの「ハウザー＆ワース（Hauser & Wirth）」で開催された展覧会に伴い刊行された。7人の現代美術アーティスト陣が、作者のコンセプト「NONMEMORY」に基づき、建築環境における生きた体験についてコメントするような作品を展覧する。作者と、ケリー・アカシ（Kelly Akashi）、メリエム・ベナーニ（Meriem Bennani）、ベアトリス・コルテス（ベアトリス・コルテス）、ラウル・デ・ニエベス（Raúl de Nieves）、オリビア・エルランガー（Olivia Erlanger）、ローレン・ホールジー（Lauren Halsey）、マックス・フーパー・シュナイダー（Max Hooper Schneider）といったアーティストたちによる作品を収録。作者の重要な作品群とあわせ、基礎となったエッセイ「Architectural Non-memory Replaced with Psychic Reality」、各アーティストとの対談、展覧会のキュレーターであり本書の編集者でもあるジェイ・エズラ・ネイサン（Jay Ezra Nayssan）による書き下ろしテキストも収録されている。