INTERACTION OF ALBERS by Hans G. Conrad

スイス人フォトグラファー、ハンス・G・コンラッド(Hans G. Conrad)の作品集。教育者としてのヨゼフ・アルバース(Josef Albers)を詳しく知ることができる貴重な1冊。編集はデザイン理論家/デザイン史家のルネ・スピッツ(René Spitz)が手がける。

バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ、イェール大学で行った伝説的な授業で知られるアルバースは、20世紀の芸術分野の教育者の中でも最も大きな影響力を誇った1人である。1953年から1955年にかけては、ドイツのウルム造形大学(HfG)で幾つかの基礎的なデザイン学科を教えていた。コンラッドは、当時ウルム造形大学の学生だった。講義の様子から生徒たちとの交流まで、幅広い場面を捉えた400枚を超える写真でアルバースの教えを詳しく記録した。これらの写真を一度に見ることができるのは本書が初めてとなる。この多数かつ貴重な写真に加え、アルバースが提示した「色の交流」という課題に対し、コンラッドが紙に描いた約80の作品が並置されている。

EXHIBITION:

ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室
会期:2023年7月29日(土)- 11月5日(日)
休館日:月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)
時間: 9:30-17:00
開催場所:DIC川村記念美術館
詳細

by Hans G. Conrad , Josef Albers

REGULAR PRICE ¥12,100  (tax incl.)

hardcover
304 pages
205 x 240 mm
color, black and white
2021

published by WALTHER KÖNIG