WAITING FOR THE SIBYL by William Kentridge

南アフリカ人アーティスト、ウィリアム・ ケントリッジ (William Kentridge)の作品集。本書に収録されているテキストは、主に室内オペラ「Waiting for the Sibyl」の台本からの引用である。このオペラは、ローマのオペラ座の為に制作され、2019年9月に初めて同劇場で上演された。サックス奏者のンランラ・マラング(Nhlanhla Mahlangu)とピアニストのカイル・シェパード(Kyle Shepherd)が作曲を担当。上演中は、オペラ座内に配置された大小様々なサイズのスクリーンにイメージとフレーズが映し出された。歌われている歌詞と同期していることもあれば、完全に独立しているシーンもあった。実際のオペラの舞台では、大抵右側のページにはテキスト、左側のページにはドローイングや舞台上のダンサーの影などが重ね合わせるようにして映し出されていた。本書には、実際にオペラで使われたよりも多数の異なるドローイングが登場する。この本の制作、出版は、オペラを劇場で上演することを不可能にした新型コロナウイルス感染症の大流行の最中に行われた。このプロジェクトには、もう一度完全な形でこのオペラを見ることができるようになる日が早く来てほしいという願いが込められている。

by William Kentridge

REGULAR PRICE ¥8,800

hardcover
360 pages
195 x 270 mm
color, black and white
2020

published by WALTHER KÖNIG