INTERACTION OF COLOR by Josef Albers [NEW COMPLETE EDITION]

ドイツ人アーティスト、ヨゼフ・アルバース（Josef Albers）の作品集。作者の名著『配色の設計（原題：The Interaction of Color）』は、美術教育における傑作である。本書は、アーティスト、講師、学生のためのハンドブックおよび教材として構想され、複雑な色彩理論の原理を作者が独自に解説した、影響力の強い1冊である。

1963年に「イエール大学出版局（Yale University Press）」から150点のカラー図版を含むシルクスクリーン版として限定版が刊行され、1971年に作者の選んだ10点のカラー・スタディが収録されたソフトカバー版の発売以来、絶えず再版され続けている。1963年以来、様々なエディションで25万部以上が販売されている本作は、作者が書き下ろした当時と同様に今日もなお色彩に関する研究において不可欠な資料である。

本書は、1963年の限定版に収録されている図版150点、テキスト、解説とともに、色彩の相対性、強度、温度、振動・消失する境界線、透明性と反転した地の錯覚といった原理を実証している。この新・完全版は、世界中のアトリエや教室で学ぶ新たな読者に届くであろう。

EXHIBITION:

ジョセフ・アルバースの授業　色と素材の実験室
会期：2023年7月29日（土）- 11月5日（日）
休館日：月曜日（ただし9月18日、10月9日は開館）、9月19日(火)、10月10日(火)
時間： 9:30-17:00
開催場所：DIC川村記念美術館
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