STANDARD - BAUHAUS 10. The Bauhaus Dessau Foundation's Magazine by Stiftung Bauhaus Dessau
The Bauhaus Dessau Foundationによる雑誌『Bauhaus No.10』。我々の日常は類型、規範、法律によって規定されている。我々は基準を用いて比較することができるが、そうすると何もかもが同じになってしまう。基準は水準点を定めるものなので、常に再調整していかねばならない。バウハウスは大衆の生活の質を高めることを約束する一方で、特にデッサウにおいて建築とデザインの標準化を推し進めていった。第10号は、この「基準」という概念を歴史的および現代の視点から考察する。建築、教育、芸術、コミュニケーションの分野において、バウハウスとモダニズムが定めた基準とはどんなものか。規範や法規制は、今日のデザインをどのように形作っているのか。どのような新しい基準が必要なのか。本書は、カール・フィーガー(Carl Fieger)の『 住むための機械(machine for living in)』とコンラッド・ワックスマン(Konrad Wachsmann)の「組み立て住宅(packaged house system)」などのモダニストによる発明品に加え、ドイツにおける公的基準「DIN規格」の制作者、ノイフェルトの専門家、バウハウス・エージェンツ、現代の建築家、アーティスト、教育のスペシャリストなども紹介しながら、今の時代に関係する「標準的な問い」を探求する。
by Stiftung Bauhaus Dessau
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