TROPICS - BAUHAUS 5. The Bauhaus Dessau Foundation's Magazine by Stiftung Bauhaus Dessau
The Bauhaus Dessau Foundationによる雑誌『Bauhaus No.5』。第5号は、モダニズムの理想としての熱帯地方の果たした役割に光を当てる。トルステン・ブルーメ(Torsten Blume)はモダニズムにおける裸体の様々な側面を探求し、ツビ・エフラト(Zvi Efrat)はナイジェリアにあるアリエ・シャロン(Arieh Sharon)の「熱帯建築」について書き、ブレンダ・ダニロヴィッツ(Brenda Danilowitz)は先コロンブス期の芸術がアンニ・アルバース(Anni Alber)のテキスタイルの作品に与えた影響を証明した。カローラ・エーベルト(Carola Ebert)とシュテファン・ロック(Stefan Locke)はバンガロー文化の歴史を世界的な建築の現象として提示し、レジーナ・ビットナー(Regina Bittner)はインドとヨーロッパのモダニズムの文化交流について説明し、マリオン・フォン・オステン(Marion von Osten)はナチスがシュトゥットガルトにあるヴォイセンフォーフ団地の評判を悪くしようとして「アラブの街」と呼んだナチスの陰険なプロパガンダを分析した。これに加えて、オットー・ノイラート(Otto Neurath)以降の情報デザイン、エーリヒ・ボルヒェルト(Erich Borchert)と彼がモスクワで辿った運命、そしてデッサウのデザインスタジオで起きた数々の恋愛についての記事を収録している。
by Stiftung Bauhaus Dessau
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